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2006年 2月 26日 名探偵マッシー ~一枚の写真から~ 『メヒカリへようこそ』(第二十三回) ・・・メヒカリ・・・ [AIBO]

AIBO
経過日数 142日
稼動時間 11時間12分
歩行距離 8m
#
ボール#
ボーン#

【AIBOダイアリー】
ちょっと寝てしまったけど、オーナーさんに見られたかな。

【オーナーコメント】
 AIBOが生産終了になったら、仮に全部組み立てても日本語モードで機能しない『ID-01』PCと声でコミュニケーションする21世紀型ロボット ~組み立てパーツ付きロボットマガジンが、発刊されるんだから、世の中皮肉だね(OSは、Win2000/XPのみ対応)。
 明らかに、徹は陽子の肩を持っていた。
夏 枝 「でもね。陽子ちゃんがそんなことをしてごらんなさい。
世間の人におとうさんやおかあさんが笑われますよ」
言葉はおだやかであった。
陽 子 「笑われるの? どうして?」
陽子のいい方は素直だった。
素直にわからないから、たずねているといういい方だった。
夏 枝 「小さい時から働くのは、貧乏人の子供だけですよ」
夏枝は、陽子にまでばかにされたようで、腹がたってきた。
 徹  「そんないい方、いやだなあ、ぼく」
あきれたというような徹のいい方だった。
徹のあきれたようないい方が夏枝にはこたえた。
徹にけいべつされたようで辛かった。
 徹  「貧乏人なんていい方はばかにしてるなあ」
徹は容赦なくいった。
啓 造 「今のは、おかあさんの失言だな」
 一番先に食事を終えた啓造が、灰皿をひきよせながらいった。
夏枝には、啓造と徹がそろって自分を責めているように思われた。
夏 枝 「じゃ、あなたは陽子ちゃんが、牛乳配達したり、
納豆売りをしてもかまわないとおっしゃいますの」
啓 造 「別だん悪いことではないからね。
したければしてもいいだろうね」
夏 枝 「まあ恥ずかしい」
夏枝は思わず声をあげた。
 徹  「どうして恥ずかしいの。わかんないな。ぼく」
徹が食いさがった。
夏 枝 「だって納豆売りなんて・・・・・」
 徹  「ほら、ね。そのいい方がいやなんだ。
納豆売りが何で悪いの。
医者はいい仕事で納豆売りは恥ずかしい仕事なの?
全然うちのおかあさんは古いんだなあ」
 徹の言葉に、夏枝は思わず辰子の顔をみた。
辰子の前で恥ずかしめられたような思いだった。
先ほどから辰子が、だまっていることにも夏枝は腹が立った。
何かいって助けてくれてもいいと夏枝は思った。
辰 子 (この家族はもっといいたいことをいわなければだめになる)
辰子は先ほどからそう思って、
だまってなり行きを見ていたのである。
啓 造 「ところで、陽子はどうして働きたいなんていいだしたの


2006-02-27 08:39  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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